現役JKのムスメの誕生日の出来事。

最近は「友だちの誕生日を祝う」のも大事(おおごと)です。というか、やらなきゃいけないこと、になっていて、ムスメが祝う側……であることが圧倒的なわけですが……の時も、趣向を凝らしてプレゼントを選んだり作ったり、イベント企画を練らなければならず、いつも「誕プレ」とか「サプライズ」とかに追われている印象。何しろ本当に身近な「友達」だけではなく、クラスメートであったり、部活やサークルの仲間や、LINEで繋がってる知人レベルの相手まで、一昔以上前の若者であるわたし達の時の「友だち」という範囲をはるかに超えた「誕生日を祝わなければいけない相手」がいるので、このようなイベントはしょっちゅうあり、回を重ねるごとに派手になるわけですよ。

この、「最近の友だち範囲の無駄な広さ」についてや「サプライズと言う名の押し付け企画」については引っかかりも感じるし、居心地の悪い不自然なものへの思いもあるのですが、まぁ、それはそれ。

この日、ムスメはたくさんの「誕プレ」をもらってきました。
ムスメが「和菓子が好き」と言ったとかで、それ系が多かったのですが、スーパーのパン売り場に並んでいるような「大福」とか「まんじゅう」(下世話な喩で恐縮ですが、一個100円程度の。和菓子屋さんで買う生菓子ではない、という意味です)、スーパーの青果売り場で売っている(これも下世話ですが200円程度の。オサレなデリで買ったものではない、という意味)「サラダパック」、スーパーの菓子売り場に並んでいる大袋菓子(キッ○カット、とか。デパ地下や洋菓子店で買ったのではないという…)にマジックで「ムスメちゃん、いつもアリガトー。アイシテル」とか書いてくれてあるもの。外観より実力勝負、な感じで決してきらびやかではないですが、それぞれの工夫が感じられるもの。他に、写メや雑誌の切り抜きなどをコラージュしたバースデープレートやアルバム、コメントなどを持ち寄って作ったムービーなど、どれも手が込んでいて準備も必要なものだし、「ハッピーバースデー」なコメントやメールは、誕生日になった途端にババーッと舞い込むし、こりゃーお付き合いも大変ね、と思っていると。

帰宅していたムスメが、友だちに呼び出された、と出かけて戻った姿を見てビックリ!
どろどろ、ぐちゃぐちゃ、バサバサ、ぼたぼた……。

お分かりの方もいらっしゃいますでしょう、あれです、ええ。
玄関には、紙皿にホイップクリームを盛ったパイを擦りつけられ真っ白な顔の、炭酸水やら生卵やら小麦粉?やら紙ふぶきやら謎のカラーパウダーやらを投げかけられて、お祝いのレイや花冠は可愛いけど、元の服装や髪色もわからなくなった、キッタナイ子がいたのですから!

待ち合わせ場所からお祝いトークしながら公園に移動、そこでフラッシュモブっぽいものを披露してくれ、おもむろにそれぞれのアイテムを、投げたりかけたりまぶしたり……キャーキャーやってる姿をムービーで撮って、そこまで一式でプレゼント。凝っているっていうか、頑張ってるっていうか……いやー、すごい。もちろんその様子はすぐにSNSにUPされ、それを見た友だちから新たなお祝いコメントを生むという、お誕生日イベントのループ。

そこまでやらなきゃいけないなんて、今に生まれなくてヨカッタ、とビビッてしまう大人のワタシ。受け取ったお祝い分は当然お返ししなければなりませんし、その機会はたっぷりあるのですから。
ですが、とりあえず、生卵は洗濯しても取れにくいし、匂いもつくので、出来れば投げるものリストからはずしていただきたい、という母からのお願いをしたためまして筆を置きたいと存じまする。ワカモノの事情、大変でございます。